


ルミステージとは?
「ルミステージ」とは、日本のAGCグループが開発したフッ素樹脂「ルミフロン(LUMIFLON®)」を主成分として配合した外壁用塗料のことです。
フッ素樹脂の配合比率が非常に高く、市販されているフッ素塗料の中でも最高グレードの品質を誇ります。
AGCは1982年に世界で初めて常温で硬化可能なフッ素樹脂である「ルミフロン」を開発しました。
以来40年以上にわたり、AGCはフッ素塗料の原材料供給において世界トップシェアを維持しています。
日本国内で流通する多くのフッ素系外壁塗料にも、このAGC製の原料として使われています。
AGC(旭硝子)とは?
AGC(旧旭硝子)は、ガラスや化学薬品の分野で世界をリードする総合素材メーカーです。特に自動車用やスマートフォン用の高品質ガラスで世界トップクラスのシェアを持つほか、フッ素樹脂原料の分野では世界シェア第1位を誇っています。その優れた性能と高い信頼性から、外壁塗装だけではなく橋梁、船舶、航空機など幅広い用途でAGC製品が採用されています。

テイガクでは数多くの塗料メーカーの中から、特に優れた外壁塗料を厳選しています。
高耐久塗料をご希望のお客様には、AGCの認定施工店として信頼性の高い「ルミステージ」を推奨し、現場での施工実績を重ねています。
金属屋根や金属サイディングの建築板金工事を専門とする会社ですが、外壁塗装事業にも注力し、質の高いサービスを提供しています。
ルミステージはメーカー保証が付く塗料
ルミステージは戸建住宅向けに開発された特別なフッ素塗料で、原料のルミフロンに加え、水性タイプやラジカル制御、防汚・防藻・遮熱機能を備えた豊富なラインナップが展開されています。
メーカーによる公式保証期間は10年です。
変退色保証を設けている塗料はルミステージだけです。
実際の施工実績では20年以上色あせや劣化を抑えられることが実証されています。
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ハイフッ素(樹脂含有量)
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高い耐候性(20年以上ほぼ変化なし)
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防汚・防藻機能
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ラジカル塗料機能
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遮熱機能
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有名建築物・公共施設の施工実績
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クリア塗料あり
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AGCの保証付き(10年)
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変退色保証は業界唯一
ルミステージが用いられている施設

ルミステージは日本を代表する数多くの有名建築物や公共施設に採用されています。
その施工事例を目で見て品質を直接確認することができます。
こうした幅広い採用実績は、ルミステージの品質と耐久性の高さを裏付ける確かな証拠となっています。
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大阪城天守閣(1997年施工)
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美ら海水族館(2000年施工)
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東京スカイツリー
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後楽園ホール
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新宿伊勢丹
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あべのハルカス
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IHI本社ビル
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府中市立統合小・中学校
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明石海峡大橋
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新座市新庁舎
次世代フッ素?販売は1983年
次世代フッ素塗料とも称される「ルミステージ」ですが、実際には1983年に発売されて以降、多くの建築物や船舶などで採用されてきた、歴史と実績のある塗料です。
日本国内はもちろん、世界中で使用され、その耐久性や塗膜の維持に関して高く評価されています。
戸建て住宅用の塗料として一般向けに販売され、普及が進んだのはここ10年ほどのことであり、住宅市場における認知と採用が徐々に拡大しています。
メイクUPショップとは?
「メイクUPショップ」と呼ばれるAGC認定施工店制度が設けられています。
消費者に対しAGCが直接保証を提供する仕組みで、高品質な施工が担保されています。
剥離と変退色の保証があり、特設ウェブサイト「ルミステーション」から塗装診断書がダウンロードできます。
テイガクはAGC認定メイクUPショップ

テイガクは厳格な基準をクリアし、AGCの正式なメイクUPショップとしてルミステージの全商品を正規取り扱いしています。
塗装職人さんの指導も徹底し、10年のAGCの直接保証を発行できる体制も整っています。
他メーカーのフッ素塗料との違い
市販のフッ素塗料の中には、わずかな量でもフッ素が配合されていれば「フッ素塗料」として販売されているケースがあります。
言うまでもないことですが、フッ素樹脂の含有量が多ければ多いほど、塗料の耐候性や耐久性が格段に向上します。
この問題は、フッ素に限らず「シリコン塗料」や「無機塗料」も同様です。
たとえば、「無機塗料」の場合、純粋な無機成分だけで構成されているものは少なく、多くは樹脂や不純物を混ぜています。
「ハイブリッド無機」と称して販売されています。
あたかも優秀な高性能を有するかのように販売されています。
つまり、外壁塗料は、その含有成分の割合や純度によって品質がまったく異なってくることを知っておく必要があります。

フッ素塗料の比較表
ルミステージはフッ素の含有量が多い「ハイフッ素」に分類されます。
豊富なフッ素樹脂を配合しているため、一般のフッ素塗料とは明らかに耐久性に差があります。
メーカー | 商品名 |
期待耐 候年数 |
---|---|---|
菊水化学 | ビュートップフッ素 | ~20年 |
アステック | フッ素REVO1000-IR | ~20年 |
日本ペイント | ファイン4Fセラミック | ~20年 |
日本ペイント | UVプロテクト4Fクリヤー | ~20年 |
関西ペイント | アレスアクアフッソ | ~20年 |
エスケー化研 | クリーンマイルドフッソ | ~20年 |
エスケー化研 | スーパーセラタイトF | ~22年 |
AGC | ルミステージ |
〜30年 (20年以上) |
1度の塗装で30年維持させたい場合は迷わずルミステージ
シリコン塗料やラジカル制御型シリコン塗料の場合、20年間に2~3回の再塗装が必要になることがあります。しかし、ルミステージなら20年以上再塗装が不要なため、ライフサイクルコストが大幅に削減できます。
宮古島で他社塗料との色あせ比較

画像は、AGCからお借りして筆者が撮影した、各フッ素塗料メーカーの色あせ進行比較の塗り板です。
1年経過後の状態を確認した資料になります。
短い期間なので、劣化度合が写真では分かりづらいですが、AGCの「ルミステージ」とエスケー化研の「水性セラタイトF」は、色あせが全く進行していませんでした。
耐久性だけではないルミステージGT
ルミステージには上位グレードの【ラジカル制御型 水性フッ素樹脂遮熱塗料仕上げ】の「ルミステージGT」もラインナップとしてあります。
ハイフッ素だけではなく、「ラジカル制御」「遮熱性能」「防汚・藻」など塗料に期待する機能がオールインされています。
無機塗料よりもローコスト
フッ素塗料はしばしば無機系塗料と比較されます。
フッ素樹脂の価格高騰し、住宅用塗料メーカーはフッ素から無機塗料の製品開発を推し進めています。
総合的な費用対効果という観点から結論を述べると、塗料の質として最も優れているのは、フッ素樹脂が多く含まれているルミステージです。
もちろん、無機系塗料には高性能なハイレベル商品と、比較的性能が抑えられたローレベル商品があります。
しかし、本当に性能が高い無機系塗料は、市場に出回っていません。
テイガクでは、「ルミステージ」を適正価格でご提供いたします。
塗料 | コスト | 耐候年数 | 防汚性 | 柔軟性 | 光沢 |
---|---|---|---|---|---|
ルミステージ | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
無機系塗料 | × | ◎ | ◎ | × | 〇 |
無機塗料よりフッ素塗料は柔らかい
フッ素塗料は柔軟性が高いため、地震や台風などの自然災害による外壁への負荷がかかっても、塗膜にひび割れが生じにくいという特徴があります。
一方、無機塗料は硬度が高く耐候性に優れていますが、その反面、柔軟性に欠けるため、地震や台風の影響で塗膜にひび割れが発生しやすいというデメリットがあります。
せっかく高価な塗料を使っても、こうした自然災害による影響で再塗装が必要になるリスクがあります。
特に風が強い地域にお住まいの方には、耐久性だけでなく柔軟性も兼ね備えたフッ素塗料「ルミステージ」がおすすめです。
屋根塗装に“こそ”おすすめ

屋根は普段お施主様の目に触れにくいため、安価で品質の低い塗料が使用されるケースが多くあります。
しかし、実際には屋根は外壁よりもはるかに厳しい環境にさらされるため、外壁よりも高品質で耐久性の高い塗料を使う必要があります。
ウレタンやシリコン系の一般的な塗料を屋根に使った場合、わずか5年ほどで色褪せや劣化が進んでしまいます。
残念ながら、「屋根は見えにくいから」といった理由で塗料を薄めて塗るなど、手抜き工事を行う業者も少なくありません。
実際、街を歩いていると、外壁はきれいなのに、写真のように屋根だけが色褪せたり、劣化したりしている建物をよく目にします。
屋根塗装で長期間美しい外観を維持するためには、『ルミステージ』のような超高耐久のフッ素塗料を使用することを強くおすすめします。
一度の塗装で約20年という長期間の美観維持が期待でき、何度も屋根塗装を繰り返す手間やコストを大幅に削減することができます。
3Fは4Fよりも優れている
ルミステージは3F系フッ素樹脂塗料です。
フッ素樹脂塗料は一般的に3F系と4F系の2種類に分類され、「フッ素の配合量が多い4F系のほうが優れている」という意見も見られますが、これは誤解です。
3F系と4F系の違いは、フッ素の「量」ではなく「化学結合」の違いです。
ルミステージで使用される3F系樹脂は、実際には4F系よりも強固な結合を形成することが実証されており、単純に数字の大きさだけで性能を判断することはできません。
ルミステージの主成分である「ルミフロン」は1982年に開発されて以来、その優れた性能が数十年にわたって実績により裏付けられています。
単に「4」という数字に惑わされず、確かな性能に基づいて塗料を選ぶことが重要です。
ボンフロンはルミステージと同じ
ルミフロンを配合した塗料はボンフロンという商品名で、大規模建築物などでこれまで実績を積み重ねてきました。
ボンフロンの有用性が認められ、戸建て住宅用の商品名として「ルミステージ」が販売されました。
「ルミステージ」には、メーカー側から10年の保証が付保されます。
そのかわり、保障管理料が塗料費用に上乗せされます。
塗装をおこなう会社に信頼があり、保証にこだわりがない人は、「ボンフロン」で塗装をしても問題ありません。
ルミステージの塗装価格・相場
テイガクの外壁塗装の提案価格
テイガクがお客様に提示ている外壁塗装の費用感をグラフで示します。

【参考】外壁塗装価格
下記は、ボンフロン(ルミステージGT)を用いた場合の塗装工事価格です。
ボンフロン(ルミステージGT)の主な特徴:「ラジカル制御」「遮熱性能」「防汚・藻機能」
工事項目 | 単価 | 面積/長さ |
小計 (税抜) |
---|---|---|---|
足場代 (養生シート込) |
750円/㎡ | 210㎡ | 157,500円 |
高圧洗浄 | 300円/㎡ | 130㎡ | 39,000円 |
養生 | 200円/㎡ | 130㎡ | 26,000円 |
下塗り | 800円/㎡ | 130㎡ | 104,000円 |
中塗り | 1,300円/㎡ | 130㎡ | 169,000円 |
上塗り | 1,300円/㎡ | 130㎡ | 169,000円 |
軒天塗装 | 800円/m | 40m | 32,000円 |
破風板塗装 | 800円/m | 40m | 32,000円 |
土台水切り塗装 | 500円/m | 30m | 15,000円 |
雨どい塗装 | 800円/m | 45m | 36,000円 |
消費税 | 77,950円 | ||
端数調整 | -950円 | ||
費用合計 (参考) |
77,000円(税込) |
ボンフロンとルミステージではご提供価格が変わります
ボンフロンとルミステージは、塗料そのものの品質や性能に違いはありませんが、保証書の発行やお客様情報の管理費用(オンライン管理を含む)の有無により、施工時の価格に差が生じます。
塗装工事価格の10~15%程度、高くなる見込みです。
具体的な価格差については、外壁面積や施工内容などの条件によって変動いたしますので、詳しくはテイガクのスタッフまでお気軽にお問い合わせください。
塗料 | 保証 | 価格 |
---|---|---|
ボンフロン | なし | 安い |
ルミステージ | あり(10年) | 高い |
ルミステージの塗装はテイガクにお任せください

テイガクは建築板金工事の専門会社です。
テイガクでは、金属屋根や金属サイディングの建築板金工事だけではなく、足場を組む過程から外壁塗装の実績数多くある会社です
特に金属屋根のリフォームに興味があるけど、「塗装屋さんでは施工品質に心配」といったお客様からご支持をいただいております。
25年の板金技術に加え、お客様のニーズに私たちは「自社施工」に強いこだわりと自信を持っており、塗料メーカーや塗装業界から独立した、第三者としての客観的な立場で、塗料や施工品質の評価を行っています。
塗装業界はコマーシャル性が強く、塗料の品質や性能に関する情報が偏りやすい業界です。
そのためテイガクでは、利害関係にとらわれない公平・中立な視点で、さまざまなメーカーの塗料を検証・比較しています。
こうした検証を重ねた結果、私たちは特にAGCのフッ素塗料『ルミステージ』を高く評価しています。
『ルミステージ』は、フッ素樹脂原料で世界トップシェアを誇るAGCが、長年培った化学メーカーとしての高い技術力をもとに開発した製品であり、フッ素系塗料の中でも特に信頼性と耐久性に優れていることが実証されています。
テイガクでは、こうした優れた製品を適正価格で提供するとともに、塗装職人の管理体制もしっかりと社内で行っています。
屋根工事や外壁塗装工事をお考えの方は、ぜひテイガクにご相談ください。
テイガクの外壁塗装保証
テイガクでは、お客様により安心していただくため、「ボンフロン(ルミステージ)」を使用した工事に対して独自の工事保証を設けております。
工事保証の対象は塗膜の「剥離」となっており、施工後の塗膜トラブルが生じた場合もしっかりとサポートさせていただきます。
塗料の高い品質と当社の保証体制により、長期間にわたって安心してお住まいいただけます。






テイガクの外壁塗装施工例
外壁塗装の工事も数多くおこなっています。
実績数は塗装専門会社に引けを取らない数をおこなっています。