工事前の状態
工事前の外壁にはALC(軽量気泡コンクリート)パネルが使用されていました。
ALCは、吸水性が高く、目地も多いため、内部に水が浸入した場合、ひび割れや雨漏りにつながる恐れがあります。
お客さま宅では、外壁とともに、目地の経年劣化も見られました。
工事前の屋根にはスレートが使用されておりました。
写真からは、全体的に色むら、色褪せの症状が出ている様子が分かります。
このままの状態を放置していると、雨漏り、雨水浸入による建材の劣化につながりかねません。
テイガクからのご提案
今回は、大阪府門真市のお客さまから、外壁と屋根のリフォームについてご相談をいただきました。
外壁に使用されていたALCパネルは目地が多く、吸水性も高いため、雨漏りやひび割れ、欠落のリスクの高い外壁材です。
そのため、窓などの開口部を除き、しっかりとALC目地の打ち替えをおこなったうえで塗装をおこなうとともに、経年劣化の見られた屋根を屋根カバー工法でリフォームすることをご提案させていただきました。
また、窯業サイディングとは異なり、目地が多いALCの外壁は、打ち替えを伴う場合、比較的塗装費用が高くなります。
そのため、メンテナンスの頻度ができる限り少なくなるように、高耐久シーリングであるオートンイクシードを用いて塗装をしました。
長く安心できる外壁維持、塗装工事をおこなう際は、シーリングの商品にもこだわってください。
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シーリングは高耐久のオートンイクシードを使用
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ALC外壁は塗装によるリフォーム
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屋根は屋根カバー工法によるリフォーム
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新規の屋根材にはスーパーガルテクトを使用
大阪府門真市でおこなった、ALC目地打ち替えと屋根カバー工法工事の手順
まずは窓などの開口部を除いて、ALC外壁の既存シーリングを剥がし、養生テープで養生しました。
古いシーリングをきれいに剥がしたら、プライマーを塗布しました。
プライマーを塗布することで外壁とシーリング材の接着がよくなり、しっかりとシーリング材を貼り付けることができます。
プライマーを塗布したら、シーリング材を充填しました。
シーリング材にはオート化学工業株式会社のオートンイクシードを使用しました。
耐久性、耐候性に優れ、25年以上の耐用年数が期待できます。
ALC外壁は目地が多いタイプの外壁材であるため、打ち替えを伴う外壁塗装工事をおこなう場合、費用が高くなります。
そのため、オートンイクシードのような高耐久シーリングを使用することで、メンテナンス回数を抑え、結果的にメンテナンス費用を抑えることができます。
長く安心できる外壁維持、塗装工事をおこなう際は、シーリング材の商品にもぜひこだわってください。
オートンイクシードの新品の缶を写真に収めました。
外壁塗装をおこなう際は、塗装の様子や使用塗料、使用シーリング材を写真に撮り、確実に工事がおこなわれたことをお客様方にご確認いただいております。
シーリング材を充填したら、外壁塗装をおこなうため、外壁に高圧洗浄をかけました。
塗装前に外壁面の汚れを落とすことで、塗装面が汚れごとごっそりと剥がれるような事態を防ぎ、美しく耐久性の高い塗膜をつくることができます。
高圧洗浄をかけたら、塗装をおこないました。
外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りをおこないます。
写真は中塗りの様子です。
塗料にはエスケー化研のプレミアムシリコンを使用しました。
中塗りののち、上塗りをおこないました。
中塗りと上塗りの2回に分けて上塗り塗料を塗布することで、美しく耐久性の高い塗装面をつくることができます。
そのため、中塗りと上塗りは同じ色ですが、中塗りの乾燥後に角度を変えて写真撮影をおこなうことで、上塗りが確実におこなわれているか、写真で確認することができます。
雨どいはパナソニックのサーフェスケアを新しく取り付けました。
実は、雨どいは建物の美観に大きくかかわる要素です。
ぜひこだわってリフォームに臨んでください。
板金部分は塗装をおこなう前にケレン作業をおこないました。
ケレンをかけることで、錆を取り、塗装面に凹凸をつけて塗料の密着をよくすることができます。
板金部分の塗装は仕上げ塗料を塗布する前に錆止めを塗りました。
屋根は屋根カバー工法にてリフォームをおこないました。
はじめに古い屋根材に、防水の役割をもつルーフィングシートを貼り付けました。
今回使用した田島ルーフィングのニューライナールーフィングは、30年以上の耐用年数が期待できる、耐久性、防水性ともに非常に優れたルーフィングシートです。
屋根カバー工法では、雨漏り防止のために大きな役割を果たすルーフィングシートにこだわることも重要なポイントです。
ルーフィングシートを張り付けたら、新規の屋根材として、アイジールーフのスーパーガルテクトを張り付けました。
エスジーエル鋼板と断熱材からなるスーパーガルテクトは耐久性と断熱性に優れています。
また、棟には腐食しにくい金属下地(エスヌキ)を取り付けました。
この下地が長い間しっかりと棟板金を支え、災害に強い棟が出来上がります。
テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)の強度について
テイガクが推奨する金属下地(エスヌキ)は「価格の安いガルバ」と「錆に強いアルミ」の2種類からお選び頂けます。
アルミは、異種金属接触の腐食を考慮した板厚(1.3mm)で設計し、表面にはアルマイト処理(絶縁処理)を施しています。
これまでの数多くの失敗と経験から生まれたテイガクのオリジナルの下地材です。
詳細はこちら
大阪府門真市でおこなった、ALC目地打ち替えと屋根カバー工法工事の完成です!
以上で、大阪府門真市でおこなった、ALC目地打ち替えと屋根カバー工法工事の完成です!
劣化の見られた外壁と屋根を塗装とカバー工法によってメンテナンスすることにより、耐久性の高い、美しいお住まいへと生まれ変わりました。
シーリング材のオートンイクシードをはじめとして、細部までこだわった建材を使用しているため、長く安心できます。
屋根、外壁のことでお悩みのことがございましたら、ぜひテイガクにご連絡ください。
現場調査からお見積りまでは無料でおこなっております。
大阪府門真市と周辺地域のその他工事例
大阪府門真市の屋根・外壁リフォームはテイガクにお任せください!
阪神工事センター
住所 | 兵庫県伊丹市柏木町1丁目22 |
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電話番号 | 072-764-7957 |
都道府県ページ | 兵庫 |
テイガクは、兵庫県伊丹市に「阪神工事センター」の拠点がある板金工事会社です。
お客様から直接工事を受注し、自社で施工しています。
阪神工事センターは、兵庫県の東部を中心に工事を管理しています。
今回ご紹介した工事の他にも、多数のご提供可能な工事があり、年間1,000棟を超える実績がございます。
屋根工事だけではなく外壁工事や各種板金工事も自社の専属職人さんで施工を承っています。
ぜひお気軽にお問い合わせください。現地調査、お見積りは無料です。
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