奈良県大和郡山市 - 4度塗りによる外壁塗装と屋根葺き替え

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施工前の屋根
施工後の屋根
施工前の外壁
施工後の外壁

工事情報

施行実施日 2023年1月
施工地域 奈良県大和郡山市
施工地域ページ
テイガク拠点 大阪中央工事センター
築年数 築40年
屋根材(施工前) スレート
外壁材(施工前) モルタル
工事内容
外壁塗装 屋根葺き替え 築40年以上の外壁改修

工事前の状態

工事前の屋根

お客さま宅屋根の工事前の様子です。
お住まいは築40年で、既存屋根材としてスレートが使用されていました。
築後40年が経過していることもあり、広範囲に色褪せ、色むらなどの劣化が見られました。
このままの状態を放置していると、雨漏りや雨水浸入による建材の劣化につながるおそれがあります。
今回はこちらのスレート屋根に、奈良県という土地柄にもあったリフォームをおこないます。

工事前の外壁

工事前の外壁の様子です。
既存外壁材として、モルタルが使用されていました。

施工前の外壁

モルタル外壁の劣化もかなり進行しており、旧塗膜が剥がれ落ちている箇所もありました。
外壁も、劣化が進行した場所があれば、そこから雨水が浸入し、さらに建物全体を劣化させます。
最終的には屋根と同様、大きく劣化した場所から雨漏りが生じてきます。
外壁は建物の美観にも直結する部分であるため、今回は大きく劣化した箇所を補修しつつ、弊社で通常おこなっている塗装とは異なる、劣化の進行した外壁にあった塗装をおこなう運びとなりました。

テイガクからのご提案

今回は、奈良県大和郡山市のお客さまから、屋根と外壁のメンテナンスについてご相談をいただきました。
築40年のお住まいで、使用されていた屋根材はスレート、外壁材はモルタルです。
築後40年が経過していることもあり、スレート屋根には広範囲の色褪せ、色むらが、モルタル外壁には、汚れや旧塗膜の剥離が見られました。
以上のような状態であり、とくに外壁の劣化が進んでいたため、屋根は葺き替えによって、外壁は4度塗りの塗装によってリフォームをおこなうご提案をさせていただきました。
屋根は奈良県という土地柄もあり、和瓦の金属屋根材を使用して葺き替えをおこないました。
また、弊社では基本的に3回塗りで外壁塗装をおこなっておりますが、今回のようなケースでは、劣化症状にあわせて4度塗りをおこなうこともあります。
耐久性が向上し、美しく生まれ変わったお住まいの様子をぜひご覧ください。

ポイント
  • 葺き替え工事

  • かわら455R

  • 外壁塗装工事

  • 4回塗り

奈良県大和郡山市でおこなった、4度塗りによる外壁塗装と屋根葺き替えリフォーム工事手順

既存屋根材を撤去

ここから、奈良県大和郡山市でこなった屋根葺き替え工事の手順についてご紹介いたします。
屋根葺き替え工事において、まずは劣化したスレート屋根材を撤去しました。
既存屋根材を撤去したら、防水の役割をもつ新規のルーフィングシートを張り付けました。
今回新規のルーフィングシートとして採用したのは、田島ルーフィングのニューライナールーフィングです。
改質アスファルトからできたニューライナールーフィングは、耐久性と防水性に優れ、約30年以上の耐用年数が期待できます。

新規の屋根材を取り付け

ルーフィングシートを貼り付けたら、その上から新規の屋根材を取り付けました。
新規の屋根材として採用したのは、セキノ興産の縦葺きタイプ金属屋根材である、かわら455Rです。
かわら455Rは金属瓦であるため、かわら特有の伝統的な美しさを持ちながら、重さは一般的な瓦の7分の1、スレートの3分の1程度に抑えられています。
屋根材が軽くなると、建物の重心がより低くなるため、耐震性向上にも貢献します。
奈良県という土地柄に合ったデザインで、今後の災害にも対応した選択肢です。
断熱材である発泡スチロールを中に入れて施工しました。

雨仕舞

屋根と外壁の取り合い部(つながる部分)は、異なる建材が接合するため、雨漏りしやすい部分です。
そのため、板金を取り付けて雨仕舞します。
写真は板金を支える下地を取り付けたところです。

取り合い部

取り合い部に板金を取り付けました。
雨水の流れを計算し、外観も金属瓦に合わせて、美しく納めることができました。

棟板金を取り付け

屋根材と屋根材が取り合い、雨漏りしやすい棟も、棟板金を取り付けて雨仕舞します。

葺き替えリフォーム工事の完成

最後に棟板金を取り付けて、葺き替えリフォーム工事の完成です!
劣化したスレート屋根を、金属瓦のかわら455Rで葺き替えたことにより、和風の厳かな雰囲気をもった素敵な仕上がりの屋根へと生まれ変わりました。
瓦のように感じますが、実際は非常に軽いため、耐震性も向上しています。
和風の雰囲気をもちつつ、災害に備えたリフォームをお考えの方は、ぜひ金属瓦でのリフォームをご検討ください。

引き続き、外壁塗装工事の手順についてご紹介いたします。

カチオン補修

ここから、外壁塗装工事の手順についてご紹介いたします。
塗装する前に、まずは欠損の大きな場所にカチオン補修をおこないました。

エレガンストーンを吹き付け

外壁が剥落している場所は、外壁のパターンに合わせるため、石が含まれている塗料である、エスケー化研のエレガンストーンを吹き付けました。

シーラー塗布

外壁の補修を終えたら、塗装をおこないました。
基本、塗装は3回塗りでおこないますが、今回は外壁の傷みが進行していたため、シーラー塗布(1回目の下塗り)、フィラー塗布(2回目の下塗り)、中塗り、上塗りの順に4回塗りをおこないました。
1回目の下塗りではエスケー化研の水性ミラクシーラーエコを塗布し、外壁と上塗り塗料との密着を高めました。
2回目の下塗りではエスケー化研の弾性プレミアムフィラーを塗布しました。
弾性プレミアムフィラーは、シーラーとフィラーの効果を併せ持っており、1回目の下塗りと同様、外壁と塗料の密着を高めるとともに、外壁の微細なひび割れや旧塗膜の剥がれた部分などを隠し、しっかりとした下地をつくる役割を果たします。

中塗り

下塗りを終えたら、中塗り、上塗りの2回に分けて上塗り塗料を塗布しました。
このように上塗り塗料を2回に分けて塗布することで、耐久性が高く、ムラのない美しい塗膜をつくることができます。

上塗り

上塗りの様子です。
外壁の色はオリーブグリーンで仕上げました。
各段階の塗装の様子は、それぞれの違いがしっかり分かるように写真撮影し、確実に工事がおこなわれたことをお客さまにご確認いただいております。

エスケー化研のエレガンストーン

各塗装の工程だけでなく、使用塗料缶も写真撮影し、お客さまにご確認いただいております。
写真は下地の補修に使用した、エスケー化研のエレガンストーンの塗料缶です。

エスケー化研の水性ミラクシーラーエコ

1回目の下塗りに使用した、エスケー化研の水性ミラクシーラーエコは、下地への浸透性に優れているうえ、高いシール効果を発揮する下塗り塗料です。

エスケー化研の弾性プレミアムフィラー

2回目の下塗りに使用した、エスケー化研の弾性プレミアムフィラーです。
3回塗りの場合の下塗り塗料にも、通常こちらを使用します。

エスケー化研のプレミアムシリコン

上塗り塗料として使用したのは、エスケー化研のプレミアムシリコンです。
ラジカル制御型塗料のプレミアムシリコンは、耐候性と耐久性に非常に優れており、美しいお色が長持ちします。

奈良県大和郡山市でおこなった、4度塗りによる外壁塗装と屋根葺き替えリフォーム工事が完成です!

施工後の外壁
施工後の外壁
施工後の屋根
施工後の屋根

以上で、奈良県大和郡山市でおこなった、4度塗りによる外壁塗装と屋根葺き替えリフォーム工事が完成です!
塗膜が剥落するなど、かなり劣化が進行していた外壁は、4回塗りでしっかり塗装したことで、耐久性の高い美しい外壁へと生まれ変わりました!
屋根は、スレートを、より軽量の金属瓦で葺き替えたことにより、和風の厳かな雰囲気を持ちながら、耐久性と耐震性に優れた屋根へと仕上げることができました。
これで今後数十年、雨漏りに悩まされず、快適にお過ごしいただけることと思います。

テイガクでは、お住まいや、お客さまの好みに合わせた適切なリフォームのご提案をおこなっております。
屋根、外壁のことでお悩みのことがございましたら、ぜひテイガクにご相談ください。
現場調査からお見積りまでは無料でおこなっております。

奈良県大和郡山市と周辺地域のその他工事例

奈良県大和郡山市の屋根・外壁リフォームはテイガクにお任せください!

大阪工事センター

大阪中央工事センター

住所 大阪府堺市堺区八千代通4-13
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電話番号 072-275-7246
都道府県ページ 大阪

テイガクは、大阪府堺市に「大阪中央工事センター」の拠点がある板金工事会社です。
お客様から直接工事を受注し、自社で施工しています。
大阪中央工事センターは、2022年の5月に新しい事務所を建設。大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・和歌山県・滋賀県の工事を管理しています。

今回ご紹介した工事の他にも、多数のご提供可能な工事があり、年間1,000棟を超える実績がございます。
屋根工事だけではなく外壁工事や各種板金工事も自社の専属職人さんで施工を承っています。

ぜひお気軽にお問い合わせください。現地調査、お見積りは無料です。

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この記事を書いた人
著者 前川 祐介
前川 祐介 代表取締役社長
テイガク サイト制作責任者
宅地建物取引士
建築物石綿含有建材調査者
著者経歴

大阪府堺市生まれ。千葉県立船橋東高校→法政大学→サノフィ(旧アベンティスファーマ)株式会社を経て、父親が経営する板金工事会社である昭和ルーフリモ株式会社へ入社。
中央工学校夜間建築学科卒業。年間100棟以上の屋根と外壁工事に携わった経験を活かし、テイガク記事の執筆とユーチューブ動画撮影をおこなっています。趣味は日本史学。

運営会社

昭和ルーフリモ株式会社は2001年設立の板金工事会社です。
これまでの金属屋根と金属サイディング工事件数の合計は20,000棟を超えます。
板金工事は足場を組み立てるため、外壁塗装の工事事業にも注力しています。

国土交通大臣許可(般-25)第22950号
許可を受けた建設業:板金工事業/屋根工事業/塗装工事業 他

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