ケイミューから販売されている屋根材「ルーガ」が人気です。 大阪市鶴見区でテイガクが手がけた「ルーガ鉄平」屋根の葺き替え施工事例をご紹介します。
大阪市鶴見区 ルーガ鉄平への葺き替え屋根工事
ケイミューから販売されている屋根材「ルーガ」が人気です。
特に、関西地方のお客様からのお問い合わせが多いです。
今回は大阪市鶴見区でテイガクが手がけた「ルーガ」屋根の施工事例をご紹介します。
既存屋根は日本瓦の屋根で、建築後約50年が経過しています。
屋根の耐震性能に関し、かねてからお客様は心配されていました。
そのため、今回使用する「ルーガ」が日本瓦よりも耐震性能やデザイン、メンテナンス性で優れている点を中心に詳しくご説明いたしました。
屋根の葺き替え工事を行うメリットをお客様にご理解いただき、屋根の工事を弊社で請け負うことになりました。
ルーガに関する情報はこちら「ルーガ屋根(ROOGA)瓦の特徴と価格、リフォーム例」をご覧ください。
BEFORE
大阪市鶴見区 屋根葺き替え工事 現場調査
大阪市鶴見区で屋根の葺き替え工事を行いました。
既存の屋根は日本瓦屋根です。
日本瓦屋根は全国的に減少傾向にあります。
原因は阪神・淡路大震災や東日本大震災などの地震による影響です。
瓦屋根の重みが原因で震災時に倒壊した住宅がたくさんあり、耐震性の向上の関心が高まっています。
しかし、関西地方は歴史的に屋根瓦の文化を尊重する地域です。
瓦屋根の思い入れが強いため、震災後でも数多くの住宅で昔ながらの瓦屋根を継続して用いています。
現在、屋根の葺き替え工事はガルバリウム鋼板屋根を中心にリフォームが推奨されていますが、関西地方のお客様からは今回施工する「ルーガ」のリクエストが少なくありません。
「ルーガ」を選択される主な理由は「陶器のような重量感」・「色あせがしにくい」・「ケイミュー(旧クボタ・パナソニック系企業)のブランド力」などがあげられます。
販売開始から10年の節目で施工後の品質維持能力も認められ、「ルーガ」の品質に自信をもったケイミューはテレビコマーシャルまで放送するまでにいたっています。
既存瓦撤去
根のリフォーム工事開始です。
はじめに既存瓦を撤去・処分します。
ここ10年の間に瓦の処分費用が驚くほど高騰しています。
環境に対する配慮やごみの廃棄場所の問題が深刻だからです。
企業にはマニフェストを設ける義務や免許による制約もあります。
このごみの処分費用は益々高まる見込みです。
中古の家具を購入する料金よりも、粗大ごみで処分する費用の方が高くなるケースと同じです。
このような側面でも屋根の葺き替え工事を早期に推奨する理由があります。
土葺き屋根
瓦撤去後の屋根です。
瓦を土葺きで固定して葺く工法を湿式工法といいます。
関西地方ではとても馴染み深い屋根葺き工法です。
この工法は日本全国で活用されていた工法ですが、関東地方では現在ほとんど見かけることがありません。
理由は関東大震災です。
関東大震災では関東地方の住宅が壊滅的な被害を受け、復興後の住宅屋根では湿式工法は取り入れられなくなりました。
湿式工法の代わりに乾式工法、土を使わず屋根を葺く工法が瓦葺きの主流になります。
土は瓦に匹敵するほど重いため、湿式工法の屋根は軽い屋根に葺き替えることが望まれます。
既存の野地板
既存の瓦屋根を撤去し、掃除をいたしました。
画像は野地板と呼ばれる屋根の下地材です。
50年前の屋根ですが、とても状態が良好です。
当時の施工した屋根瓦職人さんの腕が良かったことが推し量られます。
構造用合板張り
現代の野地板は構造用合板と呼ばれる板を使用します。
大きいため施工性も良く、隙間なく張ることができるので雨漏りリスクも低下します。
ルーガ鉄平本体張り
下葺き材(防水シート)を張り、仕上げになるルーガ本体を軒先から張ります。
今回は「ルーガ鉄平」を使用しました。
ルーガには「鉄平」と「雅」の2種類の製品があります。
2016年10月から各屋根材とも色が2色づつ増え、計6色展開になっています。
換気棟
屋根の葺き替えと合わせて換気棟の取り付けもご検討ください。
軒裏にこもる熱や湿気を放出することで、夏の気温上昇や冬の結露発生を抑えてくれます。
乾式自在面戸取り付け
棟の隙間にシートを取り付けます。
通常、棟の隙間は漆喰で埋めますが、「ルーガ」は漆喰を用いません。
漆喰は重さがある上、定期的なメンテナンスが必要で施工費用も高額です。
画像にある「乾式自在面戸」とよばれるシートを用いることで、軽量性と品質の安定した屋根が仕上がります。
タフモック
ルーガの棟の下地は樹脂製品(商品名:タフモック)を使用します。
樹脂製品は腐らない上、釘の保持力も強力です。
木材は施工不良になりやすいため、使用しません。
棟瓦取り付け
棟瓦を取り付けます。
4方向に棟がある「寄棟」です。
その上、換気棟も取り付けています。
棟の部位は雨水が侵入しやすい部位です。
充分な雨漏り対策を講じた上で慎重に取り付けなければなりません。
棟板金のシーリング工事
最後にシーリング材を打って完成になります。
シーリング材には様々な品質の製品があります。
適材適所にシーリング材は用いなければなりません。
シーリング材に関してはこちらの記事「屋根と外壁の雨漏り補修で使用するシーリング材の選び方」に詳しく記載していますので、参考にしてください。
AFTER
大阪市鶴見区の屋根リフォーム工事完成
大阪府鶴見区の屋根リフォーム工事完成です。ルーガ(ROOGA)で、新しい屋根に生まれ変わりました。ルーガを販売し、施工できる業者は限定されています。
ルーガを使用する施工業者は、ルーガを取り扱う材料店に推薦され、専門講習会を受講し、ケイミューからルーガショップとして認められてはじめて工事ができます。
また、施工業者は建築業許可証の取得や瑕疵担保険の加入も義務付けられています。
つまり、ルーガ(ROOGA)を施工できるということは、その工事会社の技術力の担保に成り得ます。
大阪市でルーガの屋根施工をご検討されているお客様はお気軽にお問い合わせください。
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大阪市鶴見区の屋根・外壁リフォームはテイガクにお任せください!
テイガクのホームページをご覧いただきありがとうございます。
今回は大阪市鶴見区の瓦屋根の葺き替え工事をご紹介させていただきました。
関西地方は大阪府堺市に事業所・工事センターを設けて運営してます。
大阪市は全域、早急なご対応が可能です。
大阪市内に居住している職人もたくさん在籍しています。
近くに職人がおり、工事会社があることで一定の安心感が得られます。
屋根や外壁のトラブルはほとんどが台風・地震・長雨・大雪時に集中します。
至近距離に拠点があれば、トラブル時に迅速な対応を受けることができます。
今後起こりうる、天災のご不安を解消する外装工事の専門パートナーとして、テイガクはお客様との信頼関係を築き上げることをお約束いたします。
もちろん、お見積りは無料です。お気軽にお問い合わせ下さい。