ミサワホームの屋根リフォーム事例【ミサワホームイング】

ミサワホームで施工された屋根のリフォーム工事について詳しく解説いたします。
テイガク屋根修理では、ミサワホームなど大手ハウスメーカーが施工した屋根のリフォーム改修工事も承っております。
元々、テイガク屋根修理はハウスメーカーから工事を受注する下請け会社でした。
現在では下請け業から脱却し、ネットを通じて直接、お客様から屋根の工事発注を請け負っています。
リフォーム業界では弊社に限らず、「下請けの元請け化」が急速に進んでいます。
ミサワホームで手掛けられた屋根のリフォーム工事をご検討されているお客様は弊社宛に一度、お問い合わせ下さい。
適切な工事価格で専門性の高い工事をご提案させていただきます。

ミサワホーム 屋根リフォーム

ミサワホームの屋根

2016年11月、ミサワホームがトヨタホームにの子会社になる報道がありました。
新築住宅の戸建て着工件数は年々減少傾向であり、今後このような業界再編の動きは益々、活発化するはずです。

ミサワホームでは「ミサワホームイング」がリフォーム部門を受け持っています。
屋根で不具合があった場合、ミサワホームイングのリフォームエンジニア(増改築相談員)がご自宅を訪問し点検の上、リフォームの提案をします。

ミサワホームの住宅で使用される屋根は主に屋根メーカーの既製品もしくはOEM製品です。
最近、新築住宅で人気が高い屋根は「金属瓦」と「陶器の平瓦」です。
特に「陶器の平瓦」が人気です。
平瓦は陶器製品であるため60年程度の耐久性が期待できます。
セラムと呼ばれる商品がミサワホームでは採用されています。

従来、新築住宅において屋根はこだわる優先順位が低い分野でした。
しかし、屋根のリフォーム工事はとても高額であることや屋根に関する施主の知識が深まり、一昔前に比べて屋根の質にこだわる方が増加しています。

コロニアル(スレート瓦)のデザインに飽きられたことも原因のひとつとして挙げられます。

ミサワホームのコロニアル(スレート)リフォーム時期

新築では陶器の平瓦が人気ですが、ミサワホームが手がけた住宅屋根では大多数がコロニアルの屋根です。
現在販売されているコロニアルのメンテナンスは10年ごとに再塗装、建築後30年が経過したところで葺き替えもしくはカバー工法が推奨されています。
コロニアル屋根の詳細はこちら
もちろん、これまで再塗装などのメンテナンスを一度も実施していない住宅も多いはずです。
弊社の実務上の経験ではアスベスト含有製品の屋根で35年、ノンアスベスト製品(アスベスト規制直後に販売された製品・約20年から10年前の製品)では20年が屋根の耐久性能の限界であると考えています。
※ただし、商品や使用環境によって異なります。

この時期を超えて屋根の劣化が激しく進行した場合、屋根下地の増し張りや張り替えが必要になります。
特にアスベスト含有製品の張り替え工事費用は通常のカバー工法(直接下葺き材張りカバー工法)の1.5倍以上の金額になります。
工事費用を抑えるためにも、できる限り早い段階によるリフォームをご検討ください。

直接下葺き材張りカバー工法

分離発注の時代へ

これまで、ハウスメーカーが手がけた住宅はハウスメーカーのリフォーム部門が受注する仕組みになっていました。
読者の方には10年目点検や15年目点検などのアフターメンテナンスと称して、営業担当者からリフォームセールスの勧誘を受けた経験があるはずです。
顧客情報があるため、ハウスメーカーは他のリフォーム業者に比べて優位性があります。
しかし、現在ではインターネットの普及に伴い情報化社会になり、施主側の建築に関する知識は深まり、業界の仕組みも明らかになっています。
例えば、ハウスメーカーがリフォームする屋根は自社施工ではないことなどです。
いうまでもないことですが、ハウスメーカーの社員が屋根にのぼって屋根を剥がしたり、板金加工することなどはありません。
ハウスメーカーの下には下請け会社があり、その下請け会社がハウスメーカーから指定された屋根材を用意して屋根工事を請け負っています。
テイガク屋根修理もハウスメーカーの下請け会社でした。

建築業界には「分離発注」という言葉があります。
分離発注とは施主自ら直接工事を依頼することです。
分離発注することで、施主側は適切な工事価格で品質の高い工事を受けることが可能になります。
インターネットの普及により、リフォーム工事の分離発注が促進されています。
施主自ら直接、専門分野のリフォーム会社を見つけ、工事を注文する時代に突入しました。
弊社のような下請け会社が元請け化し、直接工事を受注する世の中になっています。

屋根の工事 下請け会社

ハウスメーカーorテイガク屋根修理

「ハウスメーカー」と「テイガク屋根修理」に工事を依頼するメリットについて解説いたします。

4-1.ハウスメーカーで屋根のリフォームを行うメリット

ミサワホームイングで屋根のリフォーム工事を行うメリットが下記の3つがあります。
1.ブランド力
歴史や知名度のある会社です。
ブランド力はリフォーム会社を選定する際の一定基準になります。
2.営業力
図面作成やカラーシュミレーション、ショールームや地域イベントなどの豊富な営業ツールによるサービスをお客様は受けれます。
また、建築士や施工管理士などの肩書などをもったスタッフも大勢います。
ただし、ハウスメーカーのリフォーム部門は屋根資材を発注したり、管理することは致しません。
主にショールームと大きな看板などを設けた店舗営業が中心です。
3.総合的なリフォームの提案力
外装から内装、耐震などのリフォーム全般の知識が備わっています。
総合的にリフォームを任せたい場合には有利です。

4-2.テイガク屋根修理で屋根のリフォームを行うメリット

テイガク屋根修理で屋根のリフォーム工事を行うメリットは下記の3つがあります。
1.工事価格が安い
直接施工なので、中間マージンが一切発生せず工事料金は低額です。
2.専門性が高く、幅広い観点からの提案を受けられる
屋根を中心に携わっている会社なので、専門性が高く、エンドユーザーの希望に沿った内容のご提案が可能です。
3.万が一の際に駆け付けられる
職人への指示がすぐにでき、材料も保管しているため、地震や台風、長雨、大雪などの災害時に早急な対応ができます。

屋根の直接施工 テイガク屋根修理

ミサワホームで施工した屋根をリフォームした事例

ミサワホームが手掛けた住宅にお住まいのお客様からいただくご相談の多くは、コロニアルのカバー工法に関する内容です。
ミサワホームで施工されたコロニアル屋根のリフォーム事例についてご紹介します。

5-1.ミサワホームの屋根 現場調査

ミサワホームで建築された住宅屋根のリフォーム工事をご紹介します。
建築後35年が経過した屋根で、これまではノーメンテナンスでした。
丸い大きな特徴的な雨樋はミサホームでよく使用されているものです。

ミサワホームの屋根 現場調査

5-2.既存コロニアル確認

建築後35年が経過したコロニアルです。
コロニアル表面にはコケが生い茂っており、基材湿潤、基材露出などが確認できます。
アスベスト含有コロニアルであるため、カバー工法による封じ込が最も有効なリフォーム方法です。
工事費用も他の工事方法と比較し低料金で済むためおすすめです。

5-3.塔屋

既存コロニアル確認

今回の現場には塔屋がありました。
塔屋付きの屋根はかなり珍しく中々お目にかかることがありません。
塔屋とは屋根から突き出した小屋のことです。
ハウスメーカーが設計施工する屋根はシンプルな形状が多いので、今回はかなりレアケースの屋根であるといえます。
もちろん、テイガク屋根修理は屋根専門の工事会社であるため、どんな複雑な屋根でも対応できるのでご安心ください。
塔屋の開口部分は板金で囲まれています。
屋根工事の際には十分な雨仕舞板金処理を講じる必要があります。

塔屋

5-4.下葺き材張り

下葺き材を張ります。
下葺き材とは屋根本体の下に敷く、防水シートです。
下葺き材にはたくさんの種類があります。
ハウスメーカーが使用する下葺き材の多くは「アスファルトルーフィング940」です。
「アスファルトルーフィング940」の耐久期間は約10年とみなされています。
屋根のリフォーム時に使用する下葺き材は耐久期間が20年ある改質アスファルトルーフィングを使用します。
品質の高い下葺き材を使用することで、屋根材と下葺き材の寿命ギャップが解消されます。

下葺き材張り

5-6.屋根本体張り

軒先から屋根本体を張り始めます。
降雪地域には雪止めを取り付けます。
金属屋根はコロニアルより滑りやすいデメリットがあります。
落雪は車をへこませ、人に怪我を負わせるリスクがあるため、弊社ではできる限り雪止めの取り付けをお願いしています。

屋根本体張り

5-7.スーパーガルバリウム鋼板について

2016年新しいタイプの金属屋根、スーパーガルバリウム鋼板が販売しました。
従来のガルバリウム鋼板にマグネシウムを加えた新素材の屋根です。
色あせなどの基本的な保証期間は10年から15年、穴あき保証は25年と大幅に保証期間が延長されました。
テイガク屋根修理では最新情報をいち早く入手し、お客様の利益になる情報をご案内いたします。

スーパーガルバリウム鋼板について

5-8.壁際の板金処理

壁際の板金を「雨押え板金」と呼びます。
外壁と屋根の取り合う壁際はとても雨漏りが発生しやすい部位です。
水が漏れないよう板金で雨仕舞処理を行います。
テイガク屋根修理は板金専門の工事会社なので、雨仕舞板金の加工は最も得意とする分野です。
安心して工事をお任せください。

壁際の板金処理

5-8.雨押え板金

雨押え板金取り付け完了です。
テイガク屋根修理では雨押さえ板金の取り付け工事料金も定額料金制でご案内しています。

雨押え板金

5-8.棟板金の取り付け

棟板金を取り付けます。
棟板金工事もテイガク屋根修理は定額料金制です。

棟板金の取り付け

5-8.ミサワホームが手掛けた屋根のリフォーム完了

ミサワホームが施工した住宅屋根のリフォーム工事完成です。
テイガク屋根修理ではミサワホームなどを代表とする大手ハウスメーカーが手掛けた屋根のリフォーム工事をたくさん施工しています。
テイガク屋根修理の強みは直接契約による直接工事です。
テイガク屋根修理はハウスメーカーとは異なり広告宣伝費や営業活動費が発生しません。
そのため、お見積りでハウスメーカーの金額を上回ったことはこれまで一度もありません。
ミサワホームで手掛けられた屋根のリフォーム工事をご検討されているお客様は弊社宛に一度、お問い合わせ下さい。
適切な工事価格で専門性の高い工事をご提案させていただきます。

最後に

残念ながら、テイガク屋根修理は3DCADによるカラーシュミレーションやショールーム設置による営業ツールを持ち合わせていません。
立面図などの図面も作成しないことにしています。
正直に申し上げると、お客様宅に弊社のスタッフがご訪問した際、他社様より地味な印象を受けるはずです。
なぜなら、社長もしくは工事現場監督が営業を兼ねた対応を行うからです。
実際に工事の監理から集金確認まで1人の現場監督が行います。
しかし、これらの営業にかかる人件費や時間を削ぎ落とすからこそ、工事料金を定額制に設定し、きめ細やかな質の高い工事をお客様にご提供することができるのです。

現代は、お客様自身が工事会社を選定し見極めて分離発注を行う時代です。
是非、ハウスメーカーの見積もりと弊社の見積もりを見比べてください。
相見積もりは相対的に会社の実力やスタンスを推し量れるので、弊社も積極的にお客様におすすめしています。
もちろん、お見積りは無料です。お問い合わせお待ちしております。

自社施工による屋根工事会社
この記事を書いた人
著者 前川 祐介
前川 祐介 代表取締役社長
テイガク サイト制作責任者
宅地建物取引士
建築物石綿含有建材調査者
著者経歴

大阪府堺市生まれ。千葉県立船橋東高校→法政大学→サノフィ(旧アベンティスファーマ)株式会社を経て、父親が経営する板金工事会社である昭和ルーフリモ株式会社へ入社。
中央工学校夜間建築学科卒業。年間100棟以上の屋根と外壁工事に携わった経験を活かし、テイガク記事の執筆とユーチューブ動画撮影をおこなっています。趣味は日本史学。

運営会社

昭和ルーフリモ株式会社は2001年設立の板金工事会社です。
これまでの金属屋根と金属サイディング工事件数の合計は20,000棟を超えます。
板金工事は足場を組み立てるため、外壁塗装の工事事業にも注力しています。

国土交通大臣許可(般-25)第22950号
許可を受けた建設業:板金工事業/屋根工事業/塗装工事業 他

代表前川が本音で解説「板金工事会社とは?」

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