屋根 棟の取替え 交換費用、修理価格

ブログ | 2017.02.05

目次

1.棟板金とは
2.棟板金交換のすすめ
3.棟板金の耐用年数とメンテナンス
4.棟板金の取り換え工事の流れ・方法
5.棟板金の交換費用と修理価格
6.棟が台風や突風、竜巻で被災した場合は火災保険が適用されます
7.まとめ

棟板金の交換・取替は定額屋根修理で

「棟板金の交換にいくらかかりますか?」
「棟板金の修理工事には足場が必要ですか?」
「火災保険を利用して修理すことはできますか?」
棟板金に関するこのようなご相談をたくさんいただいています。
このページでは、屋根修理のプロである定額屋根修理が棟板金の交換費用や工事内容について詳しく解説します。
※「金属製」の棟についての解説になります。

定額屋根修理の棟板金工事

1.棟板金とは

棟(むね)とは戸建て住宅屋根の最も高い位置に取り付ける部材です。
スレート瓦や金属屋根で用いる棟は金属製であるため棟板金と呼ばれています。

棟板金とは

2.棟板金交換のすすめ

昔(約20年前)の棟はトタン製で固着具は鉄製釘、下地は木材を使用しています。
トタンは錆びやすく、鉄製釘は抜けやすく、木材は腐りやすいため、棟板金は屋根の中でも極めて不具合の多い部位です。

しかし、使用される建材が改良され、棟板金の耐久性は向上しています。
現在、棟板金はガルバリウム鋼板製品を使用します。
固着具は保持力の高いステンレスビス、下地は腐らない樹脂製下地を用います。
板金と板金を接合させる接着剤(シーリング材)の品質も向上しています。
これらの材料を用いることで、棟板金の飛散やそれに伴う事故のリスクは大幅に低減されます。
建築後数十年が経過し、棟板金の劣化にご不安のある読者の方には最新技術を用いた棟板金の交換工事をおすすめします。

棟板金交換

3.棟板金の耐用年数とメンテナンス

亜鉛メッキ鋼板製の棟板金の耐用年数は約15年から25年です。
棟板金の劣化進行は以下の流れになります。
1釘が浮く → 2棟板金が浮く → 3風で煽られパタパタ鳴る → 4棟板金が飛ばされる
このように棟板金の不具合は徐々に進行します。
事故を拡大させないためにも、定期的なメンテナンスは重要です。
棟板金が飛ばされる最大の理由は棟下地木材の劣化が原因です。

棟板金の釘浮き

4.棟板金の交換工事の流れ・方法

定額屋根修理が行った棟板金の取り換え工事をご紹介します。

4-1.既存棟板金確認1

棟板金が台風で飛ばされたお客様からご相談をいただきました。
幸い事故には至りませんでした。
現場確認と応急処置を行い、保険申請を行う際の必要書類作成(写真等)もご依頼いただきました。
保険会社によって審査基準は異なりますが、一般的に被害発生日に風速20メートルの観測有無がポイントになります。
気象庁の発表を合わせて確認してください。
気象庁の風速発表はこちら
既存棟板金交換工事

4-2.外れた棟板金

既存の棟板金です。
木製下地は明らかに劣化しています。
変色している上、痩せ細っています。
棟下地は劣化がしやすい部位です。
何度もこのような不具合を私たちは経験しているので、棟板金の下地には木製品をおすすめしません。
外れた棟板金

4-3.棟板金の応急処置

外れた棟板金を応急処置しました。
ブチルテープと呼ばれる高品質防水テープを用います。
もちろん、一時的な対処です。
保険会社に請求した保険金の審査結果が出るまでの辛抱です。
棟板金の応急処置

^4-4.棟板金の修理工事開始

保険会社から満足できる回答が届いたため、本格的な屋根修理工事を開始します。
まずはじめに既存棟板金と下地を撤去します。
棟板金の修理工事開始

4-5.樹脂製下地

定額屋根修理では棟の下地に樹脂胴縁を使用します。
木材は使用しません。
樹脂胴縁は腐食せず、形状変化もしにくい特徴があります。
また、棟の接合部には板金用のシーリング材を用います。
樹脂製下地

4-6.棟板金交換工事の完成

棟板金の交換工事完成です。
定額屋根修理の棟板金工事は「ガルバリウム製」+「ステンレスビス」+「樹脂製下地」が基本です。
定額制工事価格の中にはこれらの材料費は含まれています。

棟板金交換工事の完成

5.棟板金の交換費用と修理価格

5-1.定額屋根修理の棟板金の交換工事価格

定額屋根修理の棟板金取り換え費用は2パターンあります。
1.棟板金交換工事のみ:5,000円(税抜き)/m
2.屋根本体工事を伴った場合の棟板金交換工事:3,000円(税抜き)/m

棟板金の工事内容 mあたり(税別)
棟板金交換工事のみ 5,000円
屋根本体工事を伴った場合の棟板金交換工事 3,000円

棟板金の交換費用と修理価格

5-2.棟板金工事と足場費用について

棟は住宅の中で最も高い位置にあり、工事を行うには危険が伴います。
ゲリラ豪雨や突風、地震などの天災は予測がつきません。
そのため、弊社では勾配(屋根の傾き)がある屋根では足場を組み立てます。
足場を組み立てることは危険防止だけではなく、作業効率も向上し、丁寧な工事ができます。
足場を掛けずに作業をした場合は手抜き工事の原因になります。

但し、平屋住宅や勾配のない屋根では足場が不要になることがあります。

弊社の足場代金は1㎡当たり、750円です。
標準的な住宅の場合、12万円程度です。
足場工事の詳細についてはこちら

足場組み立て費用 ㎡あたり(税別)
壁面足場 750円
屋根足場 850円

屋根足場

5-3.棟板金の交換工事 モデルケース

戸建て住宅の棟のみを全面交換した場合、切妻屋根の棟交換は平均約12mで6万円掛かります。
寄棟の場合は平均約26mで、13万円です。

棟交換工事のみの費用 モデルケース(税抜)

建坪15坪の場合 建坪25坪の場合
 仮設足場工事 140㎡×750円=105,000円 仮設足場工事 170㎡×750円=127,500円
棟板金工事20m×5,000円=100,000円 棟板金工事30m×5,000円=150,000円
工事管理費 2日×15,000円=30,000円 工事管理費 2日×15,000円=30,000円
総工事費 235,000円 総工事費 307,500円

棟板金の交換工事 モデルケース

 5-4.棟板金工事と屋根本体工事をすすめる理由

足場の組み立て費が棟板金の修理より高くなることがしばしばあります。
割高である足場工事を屋根本体や外壁リフォームに活用することでコストと効果のバランスが改善します。
屋根本体の耐用年数が近づいている場合は、棟板金の修理に合わせて屋根本体のリフォームもご検討ください。
現在、屋根のリフォームで最も使用されているのは棟板金と同じ、ガルバリウム鋼板です。
同質素材を用いることで屋根全体を一体的に管理できるメリットも得られます。

特に足場を組み立てて屋根塗装を行う場合では、棟板金の交換を同時に行うことを強くおすすめします。

棟板金工事と屋根本体工事

5-5.樹脂製下地について

定額屋根修理では棟には木下地を使用ません。
アルミ芯と樹脂で構成されたセイキ工業のハイブリット下地(外部サイト)を利用します。

これまで、私たちは何度も棟板金の交換を要する現場を経験しています。
どの現場にも共通するのは棟下地の劣化です。
木材は雨や湿気による影響で痩せ細り、腐ります。
板金を固定させるための下地が劣化することは致命的なダメージになります。
弊社がおすすめしているハイブリット建材は腐らない樹脂製であり、内部にはアルミ板が埋め込まれています。
ガルバリウム鋼板の棟板金にステンレスビスを打ち付けることで、がっちり棟板金が固着します。

しかし、現在でも棟の下地は貫板と呼ばれる木下地を使用しています。
大手ハウスメーカーも依然として木下地を使用しています。
「目に見えない」「建設費が節約できる」「瑕疵保証期間である10年が経過すればいい」からです。

棟板金は不具合の多い部位ですが、下地のグレードを上げるだけで住宅性能が向上します。
このような背景があるので、定額屋根修理が公表している価格表の棟板金工事費は樹脂製下地を使用することを前提にしています。

木下地 樹脂製下地

5-6.換気棟について

棟板金の新設や交換には換気棟の設置もご検討ください。
換気棟は屋根裏にこもった熱や湿気を放出します。
暑い夏では室内温度上昇を抑制し、寒い冬では結露対策になります。
弊社では標準的な換気棟は1台あたり2万5千円で設置いたします。

換気棟の詳細についてはこちら

換気棟

6.棟が台風や突風、竜巻で被災した場合は火災保険が適用されます

6-1.天災により棟が飛ばされた場合は火災保険が適用されます

天災(台風・突風・竜巻など)により棟板金や取付金具が外れてしまった場合は火災保険が適用されます。
積極的に火災保険の申請してください。
弊社が協力した棟板金の飛散による保険申請は全て審査が通っています。
(※ただし、見積りの請求金額が全額認められる訳ではありません。)

申請方法はとても簡単です。
お客様ご自身で火災保険の申請を行ってください。
棟板金の交換費用に加えて足場の組み立て費用も忘れずに申請してください。
屋根修理の火災保険申請方法はこちら

6-2.火災保険申請代行会社への依頼は避けましょう

火災保険申請代行会社への依頼は避けましょう。
国民生活センターも注意喚起しています。
「保険金が使える」という住宅修理サービスのトラブルにご注意ください!-国民生活センター(外部サイト)

「火災保険を利用し実質0円で屋根修理を行う」、この言葉を利用して保険申請代行会社はお客様を呼び込みます。
「いかに多額の保険金を保険会社から引き出すか」と「いかに安く工事を行うか」の2点が保険申請代行会社にとって重要です。
この2点の差額が申請代行会社の利益になるからです。
「火災保険を利用し実質0円で屋根修理を行う」言葉には以下のようなリスクが読み取れます。

・工事品質の担保がない。工事会社ではなく代行業を営む会社です。
・代行会社が保険会社と折衝して確定した金額は全て代行会社の売上になる。
・契約上、途中解約するとキャンセル料(火災保険申請代行手数料)を請求される。
・一方的に代行会社から屋根工事会社や職人が決められる。工事技術や実際の工事費を比較検討する機会がなくなる。
・屋根の修理は「現状回復」が基本であるため、グレードの高い工事や追加工事に保険金を割り当てることができない可能性がある。
・火災保険会社への過度な見積り請求でトラブルになる。大幅に工事が遅れるだけではなく、保険契約解除の事例もある。

交通事故の保険申請では加害者と被害者が存在し、見解の食い違いが生じます。
しかし、火災保険の申請は被災者と保険会社との取り交わしになります。
そのため、交通事故の申請より簡単であり、スムーズです。
第三者である保険金目当ての保険申請代行会社が間に入ると逆効果です。
正しい方法で申請をすすめれば2週間程度で保険会社から審査回答が得られる実例も弊社ではあります。

棟板金と火災保険申請

 7.まとめ

・棟板金は不具合の多い部位です。物損事故や人身事故の危険性を避けるためにも定期的なメンテナンスが欠かせません。

・定額屋根修理では棟板金の交換工事も定額制でご提供しています。

・棟板金の工事には、足場の組み立てが必要です。足場組立費が棟板金工事費を上回ることがあります。
割高な工事になるため、屋根全体の工事や外壁塗装工事を棟工事に合わせて行うことをおすすめします。

・足場を組み立てて屋根塗装を行う場合では、棟板金の交換を同時に行うことを強くおすすめします。

・「ガルバリウム鋼板製棟板金」「ステンレスビス」「樹脂製下地」を使用することで、棟板金の耐久性能は大幅に向上します。

・風災による被害を受けた棟板金は火災保険の審査対象になります。火災保険申請は必ず行いましょう。

・火災保険の申請はお客様自身で必ず行ってください。正しい方法で申請をすすめればスムーズに保険金が受け取れます。

定額屋根修理はお客様の利益になる情報をご提供し続けます。